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- 【特長】
●充填材に熱膨張性耐熱シールを使用しており、加熱により4倍以上に膨張し、隙間を埋めてしまいます。
●多系統配管が可能なため、貫通部数を少なくできます。強度設計が楽になり、貫通部面積も少なくできます。また、作業工数が少なくて済みます。(ボイド管・耐火キャップC設置数を減らせます。)
●被覆金属管、電線、合成樹脂管を兼用できますので、防火区画貫通部措置工法が一つで済みます。空調、電気、排水などの工法を統一でき、設置ごとに工法を変えずに済むので、設計や施工が容易です。銅管や電線の混設も可能です。また、設計変更にも容易に対応できます。
●施工に必要な部材が全てセットされており、支持具や鉄管などは不要です。
●設置するだけで耐火措置が行えます。防火区画の前後1mの防火措置も不要で、施工時間が短縮でき、被覆銅管などもそのまま配管できますので、作業性が向上します。
●パテ埋め(専用耐熱シールの充填)だけでOK、埋め戻し(モルタル)は不要です。従来のようなモルタルの準備や混練などの面倒な作業は必要ありません。
●貫通穴全部に充填する必要がありませんので、パテ埋め(専用耐熱シールの充填)も簡単です。貫通穴全てを埋め戻す必要がなく、施工が簡単・確実に行えます。
●2分割構造で、配管後でも施工が可能です。
●蓋金具は化粧キャップとしての機能も備えており、貫通穴も見えず、きれいに仕上がります。 - 【仕様】
●壁用
●空調・電力用
●適合ボイド管呼び径(mm):150
●貫通穴仕上がり径(mm):160
●寸法(mm):φA-207/φB-158/C-190/φF-105
●セットパテ量:0.5?×3
●国土交通大臣認定(PS060WL-9370(壁))
《国土交通大臣認定適用範囲》
●金属管(銅管、鋼管、ステンレス鋼管)、およびそれらに被覆したもの:
・管外径(mm):53.98
・保温材厚(mm):20
●ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、およびそれらに被覆したもの:
・管外径(mm):48
・保温材厚(mm):20
●硬質塩化ビニル管、金属強化架橋ポリエチレン管、およびそれらに被覆したもの:
・管外径(mm):44
・保温材厚(mm):20
●可とう塩化ビニル管、およびそれらに被覆したもの:
・管外径(mm):34.1
・保温材厚(mm):6
●さや管:
・管外径(mm):42
・内管(ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管)管外径(mm):34
●ケーブル(CV・CVT600V、100?×3Cなど):
・ケーブル外径(mm):40
・導体断面積(?):300
●占積率(%):57.3以下(上記配管、ケーブル混設の場合を含む)
《セット内容》
●蓋金具×2個
●底板支持金具×2個
●底板アダプター×2個
●(+)トラス(M4×8L)ビス×4本
●(+)ナベ(M5×25L)タッピングビス×4本
●熱膨張性耐熱シールIP
●取扱説明書
●国土交通大臣認定シール×1枚
【ご注意】
※厚さ100mm以上の壁に適用されます。
※占積率は貫通材断面積の貫通穴断面積に対する占有率です。
※ご選定の際には、占積率を満たし、金具最小内径に収納できることをご確認ください。
※屋外で使用の際は、雨水などが当たらないように処置を施してください。
※区画貫通部で配管などが動かないようにしっかりと固定してください。不十分な場合はパテに隙間が生じたり落下する可能性があり、耐火性能が発揮できません。
※区画の壁の材質によっては、パテに含まれる油分が染み出す恐れがありますのでご注意ください。
※架橋ポリエチレン管にご使用の場合は、管と熱膨張性耐熱シールIPが直接触れないように被覆してください。
※ポリブテン管で温水を連続使用される場合は、使用条件によって管の性能に影響をおよぼす場合がありますので、管と熱膨張性耐熱シールIPが直接触れないように被覆していただくか、因幡電工社までお問い合わせください。