生産完了品
| メーカー | 因幡電工 |
|---|---|
| 型番 | IRMB-T |
| JANコード | 0000000004601 |
- 【特長】
●冷媒・給排水・電気といった「多用途」・「多品種」・「多系統」の配管およびケーブルの同時貫通が可能です。従来個々に壁面開口や貫通部処理をおこなっていたものが、一つの開口部で処理できるため工数低減につながります。貫通材の数に合わせて金具の連結が可能です。
※単体では使用できません。必ずIRMBと組み合わせてご使用ください。
●「多業種」の区河貫通処理を一括施工管理ができます。
●配管未貫通箇所も、パテ埋め込みで将来配管スペースとして確保できます。
※1箇所以上は配管する必要があります。
●通常のコンクリート壁やALC壁はもちろん、中空壁、片壁といった乾式壁にも対応できます。
●施工現状に応じて様々な取り付けが可能です。
●建築基準法にて要求されている1時間耐火性能基準に合格し、国土交通大臣認定(PS060WL-0536(中空壁)(ALC・RC壁)、PS060WL-0537(片壁))を取得しています。 - 【仕様】
●追加用
●給水・給湯・空調・電力・排水用
●国土交通大臣認定(PS060WL-0536(中空壁)(ALC・RC壁)、PS060WL-0537(片壁))
●貫通可能配管例:
・冷媒用被覆銅管:φ44.45mm(保温厚20mm)
・排水用VP管:50A(片壁を除く)
・ケーブル:CVT250?
・給水用架橋ポリエチエン管、ポリブテン管:30A
《適用配管(国土交通大臣認定)》
●RC・ALC・中空壁:
・壁厚(mm):100以上
・形状:角穴(丸穴は認定外です)
・開口寸法(mm):1090×143.2以下
・開口面積に対する配管などの総断面積占積率(%):30.4以下
・金具1個あたり(133×30mm)に対する給水系・冷媒系の総断面積占積率(%):43.2以下
・金具1個あたり(133×30mm)に対する排水系のみの総断面積占積率(%):27.4以下
・金具1個あたり(133×30mm)に対するケーブル径の総断面積占積率(%):22.1以下
・金具最大連結数:8
●片壁(Sウォールなど):
・壁厚(mm):42以上
・形状:角穴(丸穴は認定外です)
・開口寸法(mm):831×143.2以下
・開口面積に対する配管などの総断面積占積率(%):31.5以下
・金具1個あたり(133×30mm)に対する給水系・冷媒系の総断面積占積率(%):43.2以下
・金具1個あたり(133×30mm)に対するケーブル径の総断面積占積率(%):22.1以下
・金具最大連結数:6
《最大配管サイズ》
●給水系:
・架橋ポリエチレン管(被覆なし):RC・ALC・中空壁 30A/片壁 30A
・ポリブテン管(被覆なし):RC・ALC・中空壁 30A/片壁 30A
・さや管(mm):RC・ALC・中空壁 外径42/片壁 外径42
・架橋ポリエチレン挿入管:RC・ALC・中空壁 25A(被覆厚10mm)/片壁 25A(被覆厚10mm)
・ポリブテン挿入管:RC・ALC・中空壁 25A(被覆厚10mm)/片壁 25A(被覆厚10mm)
●冷媒系:
・被覆銅管・被覆鋼管(mm):RC・ALC・中空壁 外径44.45(被覆厚20mm)/片壁 外径44.45(被覆厚20mm)
・ケーブル(?):RC・ALC・中空壁 38/片壁 38
●ケーブル系:
・合成樹脂製可とう電線管:RC・ALC・中空壁 外径48mm(JISC8411(CD管・PF管))/片壁 外径48mm(JISC8411(CD管・PF管))
・総導体断面積(?):RC・ALC・中空壁 2113/片壁 2113
・最大導体断面積(?):RC・ALC・中空壁 250(CVT)/片壁 250(CVT)
●排水系:
・塩化ビニル管(VP・HT):RC・ALC・中空壁 50A、外径60mm(JISK6741、JISK6742、JISK6776)/片壁 -
●追記:
・RC・ALC・中空壁:中空壁の場合は鋼製または壁を構成する壁材と同等材料による開口補強材を設けること
・片壁:鋼製(厚さ0.8mm以上)により開口補強材を設けること
《セット内容》
●本体A×1個
●本体B×1個
●補強板(1組=2枚)×1組
●皿頭小ネジ(M4×10)×2本
●コンクリートビス(M4×38)×4本
●MBパテ(40×65×135)×2個
●連結手順書
【金具の連結について】
※金具の連結は、RC・ALC・中空壁の場合は最大8連結、片壁(Sウォールなど)の場合は最大6連結までです。
※4個以上の連結は、「3個用」に「追加用」を連結してご使用ください。
※「3個用」を2連結して6個にして使用することはできません。
※連結方法の詳細はIRMB-Tの取扱説明書をご確認ください。
【ご注意】
※単体では使用できません。必ずIRMBと組み合わせてご使用ください。
※ご使用の際は、取扱説明書および認定書をよくお読み下さい。
※認定書に記載の開口穴寸法、占積率を共に満たすことをご確認ください。
※厚さ100mm以上の中空壁・ALC壁・RC壁および厚さ42mm以上の片壁(Sウォールなど)に適用されます。
※屋外でご使用の場合は、紫外線、雨水などが当たらないように処置を施してください。
※作業をされる場合は、軍手などを着用してください。
※区画貫通部で配管などが動かないようにしっかりと固定してください。不十分な場合は、パテにすき間が生じたり、パテが落下する可能性があり、耐火性能が発揮できません。
※区画の壁の材質によっては、パテに含まれる油分が染み出す恐れがありますのでご注意ください。
※架橋ポリエチレン管にご使用の場合は、管と熱膨張性耐熱シールMBが直接触れないように被覆してください。
※ポリブテン管で温水を連続使用される場合は、使用条件によって管の性能に影響をおよぼす場合がありますので、管と熱膨張性耐熱シールMBが直接触れないように被覆していただくか、因幡電工社までお問い合わせください。
※ケーブル防災設備協議会の工法表示ラベルは、ケーブル貫通専用として使用された場合のみ発行します。ケーブルと配管類の混在の場合は対象外となります。
